俳句との関わり |
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![]() 高台寺の遺芳庵 ![]() 根津美術館の閑中庵 ![]() 小諸城跡からの千曲川 |
NPO法人テクノメイトコープの元理事で、大阪府立大学化学工学科の大先輩から「君、暇そうやな。俳句、せぇへんか?」と誘われて(召喚されて?笑)、2010年初冬のころから大阪の句会に出入りするようになりました。その直後、石油元売り某E社のエンジニアリング会社に転職が決まり、関東に引っ越したので、東京の句会に混ぜていただくようになりました。沖縄の宮古島への1年間の長期出張中も句会への投句を続けていましたが、水素ステーションの仕事が忙しくなってしまった後は、幽霊会員になり果ててました。 2024年3月に会社勤めを卒業したのを機に、大阪の句会に復帰させてもらいました。再開後は、インターネット句会などにもお誘いいただき、毎日楽しく作句・選句させてもらってます。 俳句結社の方針は別として、「その時感じたことを、そのまま素直に詠む」ことを信条としています。よって、トラディショナルな花鳥風月に始まり、時事(川柳を含む)はもちろん、物理や数学も題材にしてます。句の内容に応じて、自由律俳句も詠むようになりました。 最近思うようになったのは、俳句ってホンマに自由なんやなぁ、ということです。作句も自由、選句も自由、制限はありません。他人の眼を気にする必要もありません。俳句はヒネるものではなく、素の自分を出せるカンバスなんでしょうね。 ご興味をお持ちの方は、お問い合わせから、ご連絡ください。和気あいあいとした句会の姿なども、ご紹介させていただきます。 <参考> P.S. お茶(表千家)の稽古も再開したいなぁ、、、堺に帰ったんやし。 |
自作俳句の庭
春 |
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![]() 熊本の人吉旅館 ![]() 故宮博物館の庭 |
繰言も集めて閏二月尽 北窓を開けて湯布院離れの湯 逃ぐる子も追ふ子も土手の猫柳 一番に答案を出す落第子 春雨の出窓可惜夜辞書を繰る 筆箱の2B鉛筆春きざす 犬たちの目がモノ申す春時雨 春の宵天に消えたる私語 |
薄氷はそのままに客迎へけり 貝寄風や難波の宮は岬先 空咳の続きをりけり宗易忌 独裁者どもを呼びたし比良八荒 三鬼の忌FMラヂオ届きけり 亀鳴くや妬み嫉みは人の業 レコードの針置く雨水お昼時 飯盒の蓋に蕗味噌二合飯 |
夏 |
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![]() 多良間島 利尻島のチシマフウロ |
白山のフウロ開きて夏来る 見台に松喬出囃子夏に入る 曼荼羅は量子語るや夏の星 微は風と出会ふて微に夕蛍 夏雲や机の上の大辞林 グチ鳴くやシェエラザードの恋物語 亡き伯母のセル染め直す悉皆屋 進化とは絶滅のこと木下闇 オフィス街香水瓶の向かう側 夏行くやラヂオのタリススコラーズ 奥美濃の山滴るや火舎を拭く |
椎木立頭蓋骨中蝉時雨 人はなぜ大人になるの合歓の花 ミゾゴイの背伸びしている木下闇 遠日点付近なれども夏旺ん ヒルベルト空間見たり炎昼に 経済に強請持ち込む馬鹿の夏 時空には時の向き無し糸瓜咲く 毛虫焼く缶に世相も入れてみる ラン藻の波動関数噴水に 薄翅蜉蝣をウスバカヤロウと呼ぶマンボウ 茶渋染作務衣主人の鱧真薯 |
秋 |
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![]() 上諏訪駅内の足湯 ![]() 三陸鉄道リアス線 |
秋めくや幼けなき子のゲジ眉毛 夜の海に穢の字を見たり稲つるび この宇宙は複素空間原爆忌 縄文の海進線や木の実降る 藤村の詩集片手に濁り酒 栗おこは鬼と渋皮焚べてをり 十六夜に猪口を供へて手酌酒 晩秋の朝ワシワシとカレー喰ふ |
白帝の降臨を待つ焼け甍 枝豆と塩にて古き友を待つ 足下に見ゆ稲妻ハイマツに潜る 眠たげなローバーミニや鳥渡る 通ひ夫の閨のそら言流れ星 秋の田や人は頭を垂れぬもの 鹿垣や人は誠に得手勝手 |
冬・新年 |
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![]() 諏訪の高島城 ![]() 雪の朝 ![]() きりたんぽ鍋 |
人も鉄も元は星屑虎落笛 焼いた蕪だけの晩飯喰らひけり 芭蕉忌や根菜を炊く父の背 近日点もワルツ踊るや冬至粥 不可思議と云ふ数もあり大根焚 衝突も織り込み済みぞ冬銀河 風花の魑魅魍魎に降りかかる うとうととしている焚火番の背 |
涸沢のヒュッテ仕舞いや冬紅葉 同期生の親父逝きたり茎の石 石徹白の村人会す冬構 シャーペンを置かぬ文具屋寒椿 若水を水屋に置きて火を熾す 人日の暮れて木肌の椀と粥 人日や旧き友より電話あり ソーセージ炙りて山の小正月 |